こんにちは!石塚瞳です。
最近、こんなご相談をいただくことがありました。
「パーソナルカラー診断を受けてから、似合う色しか着られなくなりました」
「好きな色が診断結果と違って、おしゃれが楽しくなくなりました」
「パーソナルカラーを守らなきゃと思うと、窮屈に感じます」
こういったお声、とても切実だったりする場合があるんです💦
せっかく診断を受けたのに、かえっておしゃれが楽しめなくなってしまったら残念ですよね。
この疑問点、実はどれも共通点があってそれは「診断を受ける前よりも色選びに疲れてしまっている」ということ。
パーソナルカラーはあなたをより美しく見せるためのツールです。色選びが窮屈に思えていたり負担になっている方は、ぜひ読んでみてください☺️
パーソナルカラーとの上手な付き合い方と、自分らしいスタイルを見つける方法について参考にしていただけたら嬉しいです✨
パーソナルカラー診断の結果が楽しめなくなってしまうのはこんな時
色見本と全く同じ色を探していませんか?
パーソナルカラー診断を受けると紙製の色見本や布製の色見本をいただけることが多いと思います。
大体1グループが20-30色くらいの色見本になっていることが多いです。
季節や流行によってお店に並ぶアイテムの色も傾向がありますし、その中から色見本と完全一致する色を探すのはかなり難しいことも。
私もお客様によく「この見本通りの色じゃなくて大丈夫ですよ〜!目安として見てください」とお伝えしています。
そんな時、色見本より大切なことは自分に似合う色の傾向をキーワードで覚えておくということ!
- 黄みがかった温かみのある色or青みがかって涼しげな色
- 明るい色 or 暗い色
- 鮮やかで発色の良い色or穏やかで発色が優しい色
迷った時はこのざっくりしたキーワードを大切にしてくださいね✨

いつもベストカラーじゃなくてOK。組み合わせが大切です
私はパーソナルカラー診断の時に
- 特に似合う色
- 似合う色
- 普通、組み合わせとして充分活躍する
- 少し苦手
- 苦手
にざっくり分類してお伝えしています。
広い面積で避けたいのは多くの人にとっては④、⑤なケースがほとんど。
色は全身1色だけで着ることはほぼ無いので、組み合わせが大切です。
これからワードローブを整理していこう!という方は①②③を組み合わせるのがわかりやすくくておすすめ。ワードローブが自然と組み合わせしやすく、整っていくと思います。
これからマンツーマンでのパーソナルカラー診断を受けられる方は、ぜひ意識してみてください✨
診断結果と好みのギャップで悩んでしまうケース
「ブルーベースと診断されたけど、オレンジやブラウンが好き」
「イエローベースだけど、パープルやピンクを使いたい」
人によっては診断結果と自分の好みが合わないと感じる方もいらっしゃると思います。
外見の色素の特徴から分析するのがパーソナルカラーなので、好みとは違うケースもしばしば。
パーソナルカラーは生まれ持った色素が根拠の色なので、それゆえに真逆が好き!という場合が少なく無いように思います。人間、ついつい無いものねだりになってしまったりしますよね。笑
パーソナルカラーって何のためのもの?
あなたをより美しく見せるための味方
パーソナルカラーの最大の目的は、あなた自身の外見の魅力を最大限に引き出すこと。
髪や肌をより美しく見せて、顔色を良く見せてくれる、「美しく」見せてくれる色です。
こちらはメンズのパーソナルカラー診断のブルーベース・イエローベースの比較。(首元だけですが、左のほうがスッキリ透明感が出るのがよくわかる写真です)

似合う色と似合わない色、それぞれの見え方の違いを知ることで、自分の印象を計算してコントロールできます!これが一番のメリットだと私は思っています。
自分でその違いを知らないまま使ってしまうと、損するシーンってどうしてもあるので。
(大切なイベントの写真を後で見返してみた時に、あれ…?となったり、実際は元気なのに疲れて見えてしまっていたらショックですよね😭)
苦手な色はどうすれば素敵に取り入れられる?
苦手な色の取り入れ方は具体的には
- 配色で小さい面積で取り入れる(面積を少なくして目立たせることで主役感を出す)
- 得意な素材の質感を選ぶ
- アイメイクなら透け感のあるものを選んだり、組み合わせで取り入れる
- リップメイクならグラデーションを活かして取り入れてみる
- コントロールカラーを使って肌色のベースから印象チェンジ
- ネイルは先端だと苦手な色の影響は出づらい など
様々なコツがあります!
どの色調かによってもおすすめのテクニックは違ってくるので、カラー診断の際は似合う色、好きだけどベストじゃ無いゾーンの取り入れ方など、ぜひ組み合わせのことを持ち帰ってくださいね🤩
(定番の“顔から離す”というテクニックは、全身のイメージを考慮しながら得意な素材で取り入れるのが大事です。まずは小さい面積からトライするのが私はおすすめです!)
苦手な色、わたしの場合の取り入れ方
わたしはよくネイビーの服を着ていて、ホームページ内の写真でもいくつかジャケットで着ています。
私のパーソナルカラーは1stオータム、2ndサマータイプ。オレンジ色はいつカラー診断を受けてもおすすめいただくカラーです。
実は私自身がパーソナルカラー診断を受けると、すすめられることがまず無いカラーなんです!
ネイビーは絶対にやめたほうが……とまで言われたことがあります笑
でも、沢山着ています。
ネイビーの信頼感と清潔感のある雰囲気が大好きなので!笑
(あ、それを言われたのは10年近く前です!今はもう「やめたほうが〜」なんて方向性のアドバイスをする先生はあまりいらっしゃらないかなと思います💦)
私が苦手カラーのネイビーを着る時のポイントは以下の通りです。
- ノーメイクでは絶対に着ない、アイメイクよりもリップとチークが必須
- ゴールドのアクセサリーが必須
- 合わせる小物はブラウン系を選ぶ
- 得意な素材感やデザインを取り入れたうえでネイビーを選ぶこと
ゴールド=イエロー
ブラウン=元の色はオレンジ
ネイビーにイエローやオレンジを配色で散らして、組み合わせで得意な色をたくさん取り入れているんですよね。
メガネを選ぶ日も、ブラウンのフレームなのでそこでもブラウンが効いてきます。
私がいつもかけているのはこちら↓

BJ CLASSIC COLLECTIONのCOM-510NTです。お気に入り!👓
ちなみにシルバーアクセの場合はシルバー=白として考えてもらってOKです。
シルバーは私も沢山持っているんですが、ブルー系統やネイビーにシルバーだと得意な色調がなくてやはり寂しげになりやすく……ここでも得意な色味を加えることで自分仕様になります。

↓は以前のショッピング同行のときのお写真。

パーソナルカラーは1stサマー2ndウィンターのブルーベース優勢のお客様。オータムっぽい緑みのあるグレーのジャンパースカートやサーモンピンクのボトムスなどもおすすめしました💖
こんな感じでブルーベースの方にもイエローベースのカラーを提案しますし、イエローベースの方にもブルーベースの取り入れ方をお伝えしています✨
まとめ
好きな色と似合う色にギャップがある時に、好きな色の取り入れ方がわからなくないままパーソナルカラー診断が終わってしまうと、カラー診断の結果自体を縛りのように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ヒアリングではぜひ好きな色のお話しも沢山聞かせてください✨パーソナルカラーの本来の効果を活かすために、好きな色をより綺麗に着れるコツをお伝えしますね!
似合う色も似合わない色も、なんでも楽しんで着ましょう!好きな色を選ぶだけで気持ちが明るくなること間違いなしです。
結果には納得しているけれど、取り入れ方が難しくて……といったセカンドピニオン的なご相談もどうぞお気軽にご相談ください💌