こんにちは!石塚瞳です。
近頃は商業施設でAIでのパーソナルカラー診断が楽しめるツールが登場していますね!大人気で当初よりも期間延長になっているみたいです。
パーソナルカラーがまだまだ知られていなかった頃のことを思うと、それだけパーソナルカラーがより身近な存在になったのだな〜と感動します。
体験してみた方のお話を伺うと、正確性が今後どんどん上がっていったら、一瞬で正しいタイプが分かる優れもの=AI診断になっていくのかもしれないなと思っています。
ただ、AI診断と対面診断には、それぞれ異なる魅力があるので、AI診断が広く普及しても対面診断の魅力がなくなってしまうことは無いだろうな〜と私自身は思っています。
今日はサロン運営を続けてきた中で思う、対面診断だからこそ得られる特別な体験や魅力について、私の考えをお話しさせていただきますね✨
AIパーソナルカラー診断のメリットについて

AI診断、いま新しくパーソナルカラーに興味を持った方には「似合う時の見え方」を体験してみるツールとしてとても良いと思っています💐
手軽さと気軽さ
AI診断の最大のメリットは、なんといってもその手軽さですよね。商業施設の専用のツールを筆頭に、スマートフォンからのアプリも、無料または低価格でパーソナルカラー診断を受けることができます。正確性についてはまだまだ発展途上ですが、多分どんどん改善されていくと思うので、傾向がわかりやすい人は満足度が高い内容になっていくはずです。
「パーソナルカラーに興味があるけれど、いきなりサロンに行くのはハードルが高い…」「まずは大まかな傾向が知りたい」という方にとって、最初に気軽に試せる素晴らしい入り口だと思います。
人と会わずに試せる安心感
「人見知りだから、まずは一人で試してみたい」「プロの診断は緊張するから、まずは気軽に…」という方にとって気軽さも大きな魅力になると思います。
自分のペースで、誰にも気を遣わずに試せるのってメリットが大きいと思います。
パーソナルカラーへの関心のきっかけに
AI診断や自己診断をきっかけに「パーソナルカラーって面白い!」「もっと詳しく知りたい!」と興味を持たれる方も少なく無いです。パーソナルカラーの書籍にはオリジナルの簡易診断ツールが必ず付録になっている事が多いですよね✨実際に当サロンにお越しいただくお客様の中にも「簡易診断を受けてみたので、実際に布もあててみたくて」とおっしゃる方も少なくありません。
AI診断の現状について

ただ、実際にAI診断を体験された方の感想を伺うと、環境や服装によって結果にばらつきが出ることもあるようです。
AI診断は写真や画像を元に判定するため、現段階では特に顔まわりのアイテムの影響を受けやすいのかなと思います。
対面のパーソナルカラー診断では、錯視と言って色と色の対比や同化で起きた顔色の変化をいっぺんに見ているので(錯視=目の錯覚で、この見え方を利用しているのがパーソナルカラーです)機械が捉えている色とは違う部分が必ずあると思います。錯視は人間の目や脳で勝手に起こるものだからこそですね…!
(対面診断では、着ている服の影響を受けないよう白い布を首周りに巻いてからドレープを当てて顔色を見る診断を行います)
もしかしたら、今後は技術が一気に進歩していけば、こうした課題も一緒に解決されていくのかもしれません。AIがその錯視の差分も計算するようになっていくとか。
もしそうなっていったら「機械は絶対に合っていない!人間がする診断だけが正しいもの!」なんてことは全くありませんし、いつかとっても正確なAI診断が登場する可能性は高いと私は思っています🤔
でも、こんな体験は対面でしか味わえません
AI診断について現状の感想をまとめさせていただいたところで、対面診断だからこそ得られる特別な体験についてお話しさせてください✨
診断の過程を楽しむことができる
AI診断では「結果」を知ることはできますが、対面診断ではその「過程」そのものを楽しむことができると私は思っています。
この違い、とても大きいと私は感じています!実際に受けたことがある方でこのブログを読まれている方はどうお感じになるでしょうか?☺️
似合う色の結果だけでなく、「なぜこの色が似合うのか」「どのような特徴があるからこのタイプなのか」という過程を、ドレーピングを通じてリアルタイムで体験していただけるんです。

苦手な色と得意な色の差をリアルタイムで実感できること
鏡の前でドレープを当てながら、「この色だと顔色全体が暗く見える」「この色だとチークを入れたみたいに顔色がいきいき見える!」など、変化をその場で実感していただくことができます。
この瞬間の「あ、本当に違う!」という驚きと納得感は、結果が瞬時に出るAI診断では逆に味わえない特別な体験ではないでしょうか?
自分にはどんな色がいいのかな〜と興味を持った時に、似合う色の結果を瞬時にもらうのと、変化を目で実感して、その結果として似合う色を知るのって、かなり違うと思うんですよね。
自己診断通りの結果でした、とおっしゃる人も「このタイプだろうな、とは思っていましたが実際に比べてみると違いを比較できて面白いですね!」とおっしゃるお客様はとても多いんです。
ペア診断やグループ診断での盛り上がりは対面ならでは!
対面診断で私が最も大切にしているのは、お客様が鏡の中でご自身の変化を実感できることです。
肌が明るく見える、血色が良く見える、立体感が出る、若々しく見える…
そんな変化を直接ご覧いただいて「私ってこんなに綺麗になれるんだ」「色が変わっただけでこんなに印象って違う!」と感じていただける時間って、対面のパーソナルカラー診断ならではだと思っています。
ペアやグループで受けていただくと、お互いの変化を見れるので毎回盛り上がります☺️
お互いにその変化を間近で見れるので「めちゃくちゃ似合う!その色いいよ!」「その色の服すぐ買った方がいいよ!」などのコメントが沢山。
終了後にそのままお買い物に出かけられる方も多いです。

色に挑戦するきっかけを作れる
これまで「私には明るい色は似合わない」「鮮やかな色は苦手」と思い込んでいた方が、ドレーピングを通じて新しい発見をされる瞬間が私は本当に大好きです💕
ドレープを使うことで、実際に服を購入する前に「こんな色を着たらどうなるだろう?」という想像を具体的にしていただけますし、色を普段取り入れていない方にとっては“鏡の前でその状態の自分を見ること”自体が、スペシャルな体験になるのではないでしょうか……!
鏡の中で輝いているご自分を見て、「私って自分が思っているより良い感じ!」「もっとファッションを楽しんでみよう」と思っていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
タイプ論ではない、カスタマイズしたアドバイスも対面診断ならでは
「この色は好きだけれど似合わない場合はどうしたらいい?」 「職場で使える色を教えてほしい」などなど。
こういった提案に関しては、AIツールにも出来ますが、質問に対してこちらが微細な指示が出せる前提です。(これもあくまで今は、ですが)
細かいニュアンスを含んだやり取りや、もっと深掘りして言語外の部分もキャッチできるのは、対面のコミュニケーションならではだと思います。
(余談ですが、私は同じ質問を複数のAIに投げて違いを確かめてみたりしてます笑 同じ質問でも全然違う角度から回答がくることも多く、その回答も微妙に異なります、面白いです〜)
最後に
パーソナルカラー診断は結果を知ることも大切ですが、その過程で得られる体験や気づきも同じくらい価値があると私は思っています。
鏡の中で変化していくご自分を見て、新しい可能性を発見したり、自信を持っていただける。
その時間そのものが価値だと思っています。
私も日々AIを活用する中で、何かについて知るのは“情報を得る”ってイメージで、リアルな体感や自分が実体験を持って知る事を“知識を得る”だと思っています。
対面診断はこの知識のほうではないかな?と今のところ思っていますがいかがでしょうか。もちろん、カラーに興味がある方にとっては、ですが!笑

AI診断で興味を持たれた方も、より詳しく知りたいと思われた方も、ぜひ一度対面診断を体験してみてください✨
きっと新しい発見があると思います!
「詳しく自分だけに向けた細かなアドバイスを聞きたい!」と思ってくださる方は是非サロンへお越しください!
一人ひとりの魅力を最大限に引き出すお手伝いをさせていただけることを、心よりお待ちしています💕